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便秘改善の薬にも種類がある

便秘薬と一般的に言われている薬には大きく分けて便秘薬と下剤、整腸剤の3種類が存在します。

 

多分言われてみると、そういった言葉は聞いたことがあるけれど、そうちがうのかまでわかっている方は少ないと思います。
このページでは、専門用語になりがちなところをなるべくわかりやすく解説してみたいと思います。

 

整腸剤にしても下剤や便秘薬にしても、便秘を改善するお薬というところまではわかると思います。
表現の違いかと思っている方もおられるようなので、それぞれの種類ごとに見ていきましょう。

 

まずは整腸剤から見ていきます。

整腸剤とは

整腸剤とは、その名前からもわかるように、整腸作用、つまり腸内環境を整える目的があります。
腸を整えるために、効果的な乳酸菌などをおくることによって、便秘は詰まっている便を排出しやすい環境に、
そして下痢をしている状態ならば、お腹の調子を整える効果があります。

 

よく整腸剤は副作用が少ないと言われるのは、腸内の環境を整えるというところにクローズアップして
即効性よりも、その原因に対して効果を発揮させようとするためなんです。

 

よく薬というのはなるべく毎日飲むとなにかしら悪影響があり、なるべく短期間の服用を意識したほうがいいと言われているのですが、
整腸剤は薬というよりも、腸を正しい正常の状態に導くための薬と言えるんです。

 

では、完全に安心していつでも飲んでも大丈夫とか、誰でも安心して服用してもいいのかというと、
乳酸菌やビフィズス菌を主な主成分としていても、ごくたまにアレルギー反応がある方がおられるんです。

 

そういったアレルギー源でない限りは便秘解消のアプローチの中では安心感のある薬と言えます。

 

下痢止め剤とは

整腸剤と違い、わかりやすく表現するならば、強制的にお腹の中で貯まっている便を排出させる働きをする薬と言えるでしょう。
中にはお腹が痛くなったり、トイレに長時間こもってしまう状況になる場合があります。

 

ただし便秘というのは長期間続いてしまう状況はほかのページでも特集したように、様々な悪影響を体に引き起こしていきます。
それと比較したときに、下剤を服用することによる影響のほうがまだましなこともありえるので、
どのくらいの段階の便秘なのかによってはとてもいい薬ともいえるんです。

 

便秘薬に含まれる成分でみる分類

便秘薬は種類で分類されるものと、成分などで分けて選ぶポイントがあります。
成分で分けると、自分に合っている成分や合わない成分を避けることにもなります。
妊娠中の妊婦さんや授乳期の産後ママなど、摂取しないようにしたい成分などを考えていく場合には
参考になると思います。

 

  • 刺激性成分
  • 浸潤性成分
  • 膨潤性成分
  • 漢方成分
  • ミネラル処方成分

便秘薬に配合されている成分はこのような分類で分けることが可能です。

 

それぞれ軽く見ていくと、
刺激性成分は、ビサコジル、センナ、ピコスルファートなどの成分をいい、
腸の内側や神経などを強制的に蠕動運動を促すため、便秘薬の中でも解消能力が強く、
その分、副作用などに注意が必要になります。

 

浸潤性成分は、便秘を起こしている腸内に水分を誘導して、硬くなった便を柔らかくさせて、
界面活性特性で腸内を便が滑りやすくし排せつを促します。

 

膨潤性成分はプランタゴ・オバタ種皮などの食物繊維などがあてはまり、
便に水分を吸収させて便自体の体積を膨張させ、それによって腸の蠕動運動を促します。

 

ミネラル処方成分は、酸化マグネシウムや水酸化マグネシウムなどがあてはまり、
便に水分を与えて、その後自然に近い形で便秘解消を狙うものです。